げんこつぱんだは左きき

音楽と野球と物語と考えたこと

【2016年】今年聴いたアーティストBEST10

 

毎年ですね

 

毎年やろうと思うんです

 

今年聴いた音楽ベスト10!!!!

 

これ例えば毎年やっていったら、何十年後のには毎年自分が何を聴いていたか振り返れて最高ちゃいます?

 

何をはじめるにも遅すぎることはない

 

25歳からはじめよう

若いよまだ

 

 

 

第10位 Maroon5

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Maroon5は大学生の時に「Songs About Jane」というアルバムにハマって以来ずっと好きなバンドです。みんな好きですね。

今年ランクインしたのは、割と最近見た「はじまりのうた」という、ボーカルのアダム・レヴィーンが役者デビューした映画の中の劇中歌が素晴らしかったからです。その曲が出てきたシーンは、彼のファルセットのパワーに圧倒されて鳥肌が立ちました。

 

それがコチラ。ぜひ最後直前の大サビのカタルシスを味わってほしい。


Adam Levine - Lost Stars

 

 

 

第9位 韻シスト

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大阪のヒップホップバンド韻シスト。これまでラップを真剣に聞いたことがなかったけど、ライブに行こうと誘われ、新たなジャンルを拓こうとCD購入。パンチラインとかライムとかバイヴスとか勉強して聞いたんです。関ジャムで。するとヒップホップという一見ヤカラっぽい音楽からこんな平凡リーマンの中にも感動が溢れ出てくるんですね。韻を感じるだけでも気持ちいい。

僕はニューアルバムしか聞いておりませんが、その中でもリードトラックの「ひょっとしたら」という曲がオススメ。「愛してる」とか「存在証明」とか「前前前世」とかありふれたリリックであふれるこの音楽業界に「ひょっとしたら ひょっとするかもしれないから あと少しだけ もう少しだけ」というサビ。彼ら自分自身の言葉を使ってる感じがして好きです。

 


韻シスト New Album『CLASSIX』試聴ダイジェスト

 

 

 

 

第8位 Sing Street

 

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若干番外編的になります。このバンドは映画に登場する架空のバンド。「シングストリート 未来へのうた」というダブリンが舞台の青春映画です。いじめられっ子の高校生コナーが大不況のダブリンという暗い舞台で、街で見かけたモデルのラフィナをPVに出演させるべくバンドを組む、というあらすじだけでも胸キュンの映画なのです。

この映画は監督がミュージシャンだけあって、音楽にこだわりが強いです。彼らシングストリートが奏でる曲もすべて書き下ろし。そこに'80の素敵な音楽が散りばめられてる。

お気に入りのシーンは、「Up」という曲が出来上がって行くシーンです。試行錯誤して、メンバーの音なっていく。柄にもなく胸をドキドキさせながら見てしまいました。レコード盤型のパンフレットとCDを即買いいたしました。

 


Up by Sing Street

 

 

 

 

第7位 ZARD

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 もはや説明は野暮でございますね。日本の歌姫坂井泉水率いるZARD。なんでしょうね。元気が欲しかったんでしょうか。会社帰りに走る私としては、ランニングミュージックとして素晴らしいです。

坂井泉水って透明感では日本髄一では。

 


マイ フレンド/ZARD

 

 

 

 

第6位 Siggy Jr.

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 読んでいただいている方はそろそろお気づきかと思いますが、僕はJ-POPがとても好きです。J-POPは落ち目だと思いますが、探せば良いものはたくさん落ちています。

このバンド、見たまんまのポップなバンド。ハマったのは去年の夏前。「サマータイムラブ」という曲が車のラジオから流れて来たときでした。FM802のパワープッシュで2時間に1回位は流れていたでしょうか。当時はまだインディーズで、この曲をリリースしてメジャーデビュー。

 メチャカワな曲ばかりですが、実はギターの彼(右から2番目)が作詞作曲。

とにかくボーカルの池田智子の声がキュート!地声だそうで、普段の会話の声も全く変わらない。

 


Shiggy Jr. / サマータイムラブ MUSIC VIDEO

 

 

 

 

 

第5位 Awesome City club

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J-POPニューカマー2連発でお送りします。

東京のオシャレバンド。このバンドとの出会いもFM802のパワープッシュでした。「四月のマーチ」という曲。

このバンドの良いところは、服装もPVも音楽もオシャレでありながら、どこか東京に染まりきってない地方から出てきた若者感があるところ。ちなみに前文は私の想像でありまして本人たちは東京出身かもしれません。

「リスケばかりで フェルメール展はもう 中吊りが外れてた」

「ありきたりな言葉で片付けないで僕の心」

「Lullaby For Tokyo City」

とかいうとこに感じます。あとボーカルのPORINが変な髪色なとことか。ユキエっていう可愛いドラマーが僕のおばあちゃんと同じ名前なとことか。

僕も東京に憧れる若者の一人として勝手にグッときたのであります。

 

 

プロジェクションマッピングを用いたPVがオシャレ


Awesome City Club - アウトサイダー (Music Video)

 

 

 

第4位 Every Little Thing

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説明不要その2。

今年6月ありがたいことに結婚式を挙げさせてもらいまして、その時バンド演奏したのがELTであります。

「またあした」は奥様と軽音の仲間と。「出逢った頃のように」と「Dear My Friend」は東京・名古屋・大阪から2人ずつ集まってくれた軽音のみんなとやりました。どの曲も思い出がいっぱい過ぎて欄が足りませんのでまたの機会に・・・。

その時に「とにかく失敗できない」という気持ちで聞き込んだため4位ランクイン。

 

 


ELT tour 1998 出逢った頃のように

 

 

 

 

第3位 Radiohead

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これもほとんどの方には説明不要のモンスターバンドですね。

サマソニ大阪に来てくれましたレディへ。逃すものかと一人で見に行きましたとも。名古屋から。

大学時代はあまり好きではありませんでした。アルバムによってはノットキャッチーな曲が多くて、軽快でキャッチーなポップスが好きな自分としてはあまり気乗りのしない音楽なのです。

彼らの才能が(私の脳内で)開花したのが3年前。遅咲きですね。喫茶店で本を読んでいたときのこと。読書の時は歌詞やキャッチーなメロディが邪魔になるので、自分のiTunesの中でも全然聞いてない外国のバンドの曲をBGMにします。大スペクタクル小説を読んでいた時。何気なくレディへの「OK Computer」というアルバムをかけてたわけです。すると、この小説の雰囲気にベストマッチでして、そっから好きになりました。

ライブでは2時間にも及ぶワンマン並みのセトリに圧倒。メンバーの演奏力、迫力、音圧、神々しさ、全てに圧倒で口あんぐり。中でも「OK Computer」の「Airbag」には感動!ギター!って!あんな!かっこいいの?!

今年聞いたのはニューアルバム。とにかく噛めば噛むほど味が出る曲が多い。「Ful Stop」とか。そしてサウンド。サウンドです。すんばらしい。

今年レディへを見て人間としてワンステップ上った感じ。

 


Radiohead - Daydreaming

 

 

 

第2位 The Yellow Monkey

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 今年再結成した往年の名バンド。

50のおっちゃん4人とは思えないセクシーさ!おっちゃんらには負けてられへんなという気持ちになりますね。

恥ずかしながら再結成前はほぼ聞いたことがなかった。聴いてみたら古さを感じさせないかっちょいいロックでした。

 こちらもサマソニで拝見。前列をおばさま方が固めてたのが印象的でした。

サマソニに感動した私はコピーバンドまでやる始末。「楽園」「ゴージャス」「LOVE LOVE SHOW」をやりました。

主題歌となったドラマ砂の塔にもどはまりしまして、逃げ恥ロスと砂の塔ロスを同時に抱える重篤患者となっております。ガッキーも可愛いけど、菅野美穗も超魅力的。

 

大サビが有名な曲


JAM - THE YELLOW MONKEY LIVE @ TOKYO DOME, 2001

 

 

 

 

第1位 きのこ帝国

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第一位はきのこ帝国!

東京の立正大学という大学で結成したきのこ帝国。

とにかくボーカル佐藤千亜妃の声が切なくて情感たぷりでありんす。

youtubeで自動再生されてる最中偶然「東京」という曲がかかり、びびびときましたよ。

さっきのレディへは読書との親和性が高かったですが、きのこ帝国は帰省、もしくは関西方面への電車との親和性が高めです(私調べ)。京都に向かう新幹線、もしくは鈍行列車の中で早朝に聞くと曲のせつなさが増幅されるというか、それだけで素敵な映画の一場面に自分が存在しているかのような!そんな気分が味わえるのです!何度でも!

そんなきのこ帝国。演奏やコードは割とシンプルで、奇をてらったことは一切しておりません。普通のバンドなら野暮ったくなるところがなぜかならない。不思議なバンド。初期のアルバムはダークな感じ。今のアルバムは切ない感じ。

 来年も聴きます。

 


きのこ帝国 ラストデイ