げんこつぱんだは左きき

音楽と野球と物語と考えたこと

アラジン

 

 

私は喫茶店が大好きです

カフェも好きですがあくまで喫茶店です

 

学生時代、ドトールコーヒーバイトして以来コーヒーが手放せない人間となりました

それまでは、なんであんな泥水みたいに苦いお湯を挙って飲んでいるのだろう、とすら思ってました

タバコを吸わないので、余計日中嗜める嗜好品がないのです

 

学生時代通いつめたのがココ

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アラジンです

我々大阪府立大学勢にとってはお馴染み

門の真ん前にあって学生の溜まり場となっています

ここの居心地が良すぎるんです

客の9割を、軽音部、アメフト部、自動車部、地元の方々で説明できると思います

コーヒーは昔ながらのサイフォンコーヒー

 

お昼は600円もあればお腹いっぱい食べれてコーヒーも付きます

 

カツサンド500円

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体育会系向けに大盛りも対応してくれます。我々文化部はコレ食いきれません

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雑誌はジャンプ、マガジン、ヤンマガヤンジャン、モーニング、スピリッツ、プレイボーイなどが、マンガも島耕作ドラゴンボールなど大量に揃っておりまして通うのにピッタリ

ここで島耕作を読んでサラリーマンの人生を学びました

 

マスターと奥さんはとっても気さくで人生相談にも乗ってくれます

 

僕らとアラジンはズブズブの関係と言っても良いと思います。

土建屋と役所の談合と同じような関係

 

僕たち⇒毎日誰かは行く。自分が卒業しても、後輩を連れて行っているから、客は未来永劫途切れることはない。

 

アラジン⇒学生が例えコーヒー一杯で10時間くらい長居しても出て行けと言わない。僕らのライブに駆けつけてくれる。誕生日などには贈り物をくれる(毎日通うほどの超絶常連になればです)

 

こんな素敵なズブズブは見たことがありません

世界全部ズブズブのなぁなぁの関係なら戦争なんて悲しいことは起きないのに

 

アラジンには公式テーマソングがございます

それがこちら


奇妙礼太郎トラベルスイング楽団☆2012/7/16シャングリラ⑦

 府大軽音の偉大なる先輩キーボーディストであるカルメラのパクシンさんのデュオ、シカキムのアルバムに収録されている曲です。

 これほんとは歌詞があるんですが、youtubeにはなかった・・・。

 

コーヒー豆とタバコ よく馴染む香り

角の席見れば いつもの顔ぶれ

声をかけてくる マスターに軽く挨拶

僕の腰掛ける 窓際の席

 

いつものと頼んでみれば バタートーストとホットコーヒー

 

月曜日 朝の八時半

君はドアを開けて 軽い足取り カウンターへ 

眠たげな顔で カバンから本を出す

何を読んでるのかな

 

気がつけばいつも 昼過ぎまでいる

眠気に襲われ つい一眠り

そんな僕のこと マスターは優しく見てる

嫌な顔せずに 微笑みかける

 

いつものと頼んでみれば

カツカレー大と ホットコーヒー

 

月曜日 昼過ぎでもまだ

僕はまだ 店の中

重い足取り 街に出る

眠たげな顔で あの子を思い出す

今何してるかな

 

いつもいた 素敵な場所

もう戻れない あの日々

 

月曜日 ふと気づけばほら

あの店で過ごした あの時のことを 思い出す

あぁ 淡い思い出は 胸のなかにしまい

気が向けば 帰ろう

 

いつまでも 忘れずにいたい 

この場所でのこと

全部 何もかも 大切に

ふりかえれば そこに

帰りたくなったらほら

いつもの 喫茶アラジン

 シカキム 「鹿キムチ」より

 

もうね、これ常連客じゃなくても素敵な歌詞ですよね

常連客にとってはもう一声素敵な歌詞なんですよ

 

例えば冒頭の「コーヒー豆とタバコ よく馴染む香り」

僕はアラジンの匂いと名づけていましたが、アラジンに行くとこの香りになるんですね。服全部。

とかね

「角の席見れば いつもの顔ぶれ」

ほんとに角の席を見ればいつもの人がいるんですね

今急に予告なしで名古屋から行ったとしても、誰かは大概います

この安心感ね

 

 ほんと素敵な店なんです、こんだけ常連目線で書きましたが、一見さんの入りにくい店というわけでは決してなくて、ぜひその温かみをみなさんにも感じて欲しいです

堺方面に行かれる方はぜひ行くことをオススメします。